Wie immer!

ウィーンでの生活やオタクなことについて

自分の苦悩、現実の厳しさを考える

すっかり忘れてましたこのブログの存在。

 

最近またいろいろ上手くいかず気分がだいぶ落ち込んでいて、でも相談できる相手もいない、Twitterで呟くのもなんか気が引ける、facebookは嫌いなので論外。

 

ずっとそんな感じで、友達が「人に言うだけでもだいぶ違うと思うよ」と言うので周りの日本人に言ってみても、大丈夫だよ、私もだよ、と言われる、そう言われる度にイライラする自分がいる、そうじゃない、と思う自分がいる。

 

はてどうしたものかと、そんな時にこのブログを思い出してこうして戻ってきました。

別に誰が見てるでもない、誰も見てないかもしれない、もし見てる人がいても私のことなんか全く知らない、もしかしたら特定のキーワードで私の知り合いがこのブログに辿り着く可能性もなきにしもあらずだけど、まあ万に一つも無いだろう。

 

ということで、これから自分の今考えてるたくさんの苦悩について自分勝手に語っていきたいと思います。不快に感じた時は回れ右でこのブログからおさらばしていただければ良いと思います、はい。

話がまとまっていないかもしれませんが悪しからず。

 

 

なんだろう、最近思うことは、やっぱり人生そんなに上手くいくもんじゃないな、ということですかね。

 

大学2年で思い切って大学を辞めてウィーンへ飛んだ。

その頃は、そうだなぁ、別に自分にすごい音楽の才能がある!と思って飛んだわけでは正直に言っても全くない。ただ、自分のこれからの成長を期待していた所はある、むしろそういう感情がなければウィーンにまで行こうとは思わないだろうけど。

 

ウィーンに来た当初に比べればもちろんかなり成長はした。自分でもそれは実感出来る。

日本人の、所謂機械的な音楽性のない演奏……なんて言ったら日本人の音楽家に怒られそうだが、だがしかし実際世界に出てみて改めて日本人の演奏を聴くとやはり、正直つまらない、というのが感想であり(もちろんそうでない人もいる)、それは外国人に聞いても全く一緒なのだ、日本人は音楽をすることに全く向いていないと言う外国人なんてザラにいるのだ、それは日本人のプロの演奏家に対してもである(何をもってしてプロというのか、ここでは追求しない)……

それでもこちらに来てから、日本人だけど音楽性あるね、他の日本人とは違って面白いね、と言われるようになり、自分でも正直舞い上がっていたし、これはイケるかもしれない、なぁんて思ったことも。

 

それでも最初に言った通り、現実はそんなに簡単なモノではないのである。

 

どれだけ練習してもどれだけ褒められても根っこの部分に深く埋まっている自信のなさは変えられないようで、講習会に行けばただのレッスンでものすごく緊張する、普段通りに全く吹けない、聴講者がいれば尚更。

かなり準備していったコンクールでも、そこまで人数のいない小規模なものであったが入賞は出来ず。正直伴奏が最悪ではあった。私は自分の伴奏をコンクールの公式伴奏者にお願いしたのだが、その伴奏者がほぼ最初から最後まで、私の曲を8分音符1拍分早く弾いていたのだ、ずぅっと。

 音楽をやっていない方からしたらよくわからないかもしれないが、こちらからしたら堪ったもんじゃない。しかもそれが変拍子の曲だったからこそ尚更、演奏はめちゃくちゃだった。

だが外国のコンクールで伴奏者がヒドイことなんて、やはりザラにあるらしくこれまた運が悪かったとしか言えない。

そして入賞出来なかった原因が伴奏だけであるわけはないのだ、それは重々わかっている。

 

最近の自分の門下のおさらい会(クラスの発表会のようなもの)でも、演奏後に帰って大泣きするような演奏ばかり。

オーディションにも落ちる、書類審査で落ちることもしばしば。華やかな経歴などないしコンクールにも落ちるし、これはもうどうしようもない。

 

自分はあまり集中力がある方ではないが、それ相応の努力をし、毎日練習している(「それ相応」というと、まるで最大限まで努力していないかのような語弊が生まれそうだが)それでも、他の人から練習不足だからだ、努力が足りないんだよ、と言われてしまえばおしまいである。

自分と他人の努力の量・質を見比べることなんてなかなか出来ない、他の人からしたらもうめちゃくちゃ努力しているかもしれない、他の人からしたら全然足りてないかもしれない、なのでここではそんな批判・意見を恐れて「それ相応」「しているつもり」と書いておく。

 

自分では努力をしているつもりなのに、本番では全く上手くいかない。いつも泣いてばかり。そんな状態が何ヶ月も続いて、そりゃ鬱々とした気分にはなる。こんな状態で、私才能ないんだな、やめようかな、と思うのはごく普通のことではないかと思う。

 

院を受けたいからドイツへ引っ越そうか、と考えているがドイツの大学もなかなか難しい、もちろん挑戦はするつもりだが、落ちた場合どうしようか。こちらで職に就くのも難しい、オーケストラへの入団などほんの一握りの人しか出来ない。

 

では日本へ帰るか?

日本で音楽の仕事をするのも既にかなり厳しい。どこの業界もそうかもしれないが、日本の音楽業界は特に人との繋がり、コネが大事であり、日本の大学に2年しかおらず大学の友達とはもう疎遠、そんな短い期間の中で大学以外の場所で演奏する機会もなかった、そんな状態の私が日本で音楽の仕事をしたいとなれば、なるべく早く完全帰国した方が良いだろう。でもこちらでまだ挑戦もしたい。

 

 

この難しい状況の中で、結果が出ず納得のいく演奏が出来ず泣く日々。

正直まだ私はいろいろなことに挑戦し始めたばかりで、諦めるのはまだ早いのではないかと周りは言う、それは私もわかっている。

それでも、この負の連鎖からどうやって抜け出せばいいのか、もはや全くわからないのだ。本当に納得のいく、現在自分が持っている実力を発揮出来る演奏ができるまでこの連鎖は終わらないのではないか、と思う。

たとえ聴いていた友達や先生が、お世辞でもなく本気で褒めてくれていたとしてと、演奏した自分が納得いっていないのであればそれは覆らないのである。

自分の納得する演奏をすることはそう簡単なことではない、人前で演奏するのだ、誰しも緊張する。だが最近の私の演奏はそれ以前の問題なのである。負の連鎖続きで、もともと一握りしかない自信が耳カス程度までになってしまった、そんな状態で演奏すれば、演奏にも自信のなさが現れる。まさに今の私は、演奏するような状態ではないのである。

 

 

もし私が、ものすごく下手くそであるなら簡単に諦めはつく。かれこれ10年以上音楽をしているが、このくらい長くやっていると、自分がどのくらいなのか、どこらへんまでいけるのか、などだいたい見えてくるものである。

私は中途半端に吹けるのだ。ものすごく上手いわけではないが他の人よりはちゃんと上手い、といった具合か。中の上か、上の下か…この中途半端に、出来てしまう状態が潔く諦められない要因である。うっかり日本の大学の実技試験で学年1位を取ってしまったくらいで(実際日本の大学のとある学年1位なんて大したことはないのだが…)

勉強も中途半端に出来た、高校生の頃、T大はさすがに無理だがこのまま勉強していればW大は全然狙える、W大でも音楽は出来るしこちらにしないか、と当時の担任に言われたこともある。もしかしたらもっときちんと勉強していればその先も狙えたかもしれないが、今更そのようなことを言ってもどうにもならないし、どんなに努力してもT大に行けなかったであろうことは確かである。

 

特に突出したものはなく、ただ何でも人よりはそれなりに上手く出来る、というのはなんと残酷なことかと。

そんなことは最後まで諦めず努力してから言え、と言われそうだが、それでも言う、言ってしまう、「努力は報われる」「夢は叶う」なんて歌っている曲は大嫌いだ。他人の成功、充実している姿を見る心の余裕は今はない、故にfacebookは現在大嫌いである。

 

 まあでも最近は、努力が報われる方向は決して今やっていることだけじゃなく、他のいろんなことにも繋がってるんだよな、と思う、だから今こうしてやっていること、悩んでいることな無駄なことだとは決して思ってはいない。

自分らしく輝ける時は、満たされてる場合とは限らない……なぁんてピロウズも歌ってたなぁ、とか。

 

 

ピロウズと言えば、今の私のこの状況にぴったりな「プレイリー・ライダー」という曲があり、現在ヘビロテ中である。

軽やかな明るい曲調であるが歌詞は少し切なく哀しい、が前向きな曲である、是非歌詞だけでも見て欲しい。

歌詞にある通り、どんなに挫けて諦めたくなっても、現実を知っても、昔から抱いてた夢は今でも自分の中でキラキラ光っていて、なかなか消えてくれないものなのだなぁ。

 

ここまでいろいろ書いてきたが、初めに書いた通り誰に相談しても、大丈夫、私もだよ、という返事が返ってきてそれにイライラする自分…なんだかんだ言っても、自分の苦悩を本当にわかる人は自分しかいないのだ。

そりゃそうだ、口に出して悩みを共有することはできても、肝心の頭の中の全ては自分にしかわからないのだから。他人にとってはなんてことない悩みでも、自分にとってはとてもツライ悩みであることなんて普通のことである。

それでは何故ここに書き込んだかと言うと…相談はしたくない、返事を聞くのがウンザリだから。でも溜めたままも嫌だ。まあ、自己満足である。

 

 

果たしてこの自己満足を満たすためだけのネガティヴな文章を最後まで読んでくださった方がいたかどうか。

真相はわからないですが、感謝の言葉を述べてたいと思います、ここまで読んでくださってありがとうございましたm(_ _)m

 

次はもう少し明るい話題が提供出来るといいなぁなんて思いながら終わります、それではまた!

Auf Wiedersehen!!